2010年8月12日木曜日

ブログ引っ越しのおしらせ

モンゴルの8月は涼しいです。
セルーヘンです。


ボルガンに来てから、ネットのモデムとの相性なのか
アップに時間がかかってしまうこともあり、
ブログを引っ越しします。
ゲルのように移動しまーす。
そっくりそのまま移動です。



これまでどおり、モンゴルのこと・日々の生活のこと
アップできたらと思いますので
お時間あるときにでものぞいてくださると
嬉しいです◎

引っ越しさき
同じく甘藍ライン:http://kanlancap.exblog.jp/ です。


真上にむかっていく飛行機雲

では、また甘藍ラインで。

2010年8月11日水曜日

7月末のゲル生活

かきたいかきたいと思っていて今になってしまいましたん。


7月26・27・28日と遊牧民のゲルにお邪魔してきました。




11名が2・2・2・2・3名にわかれて

ゲルに3日間滞在し

寝食、家畜の世話・家事等を一緒に行い

モンゴルの文化を知り、モンゴル語をブラッシュアップすることが目的で行われています。



お世話になったおうちは

祖母・16歳の孫(思春期!)、父母でした。
父母は2日目に裁いた山羊の肉を売りにウランバートルにいかはりました。



一日目は川へでかけ、パンをたべ、夜は星をながめ・・・





二日目は山羊の屠殺をみて、ごはんをたべ、時間ごとにかわる空をみて・・




三日目もたくましさを実感。




と濃い濃い三日間でした。



作りたてのアリヒ(お酒)を飲んだり、タラガ(ヨーグルト)たべたり、

ボダータイホーラガ食べたり

またまたたくさん食しました。

ちなみにトイレは大きな地球でした。

解放感にあふれてました。



モンゴル語はおもしろいくらい通じなかったですが、

いっぱいモンゴル語が聞けて、みぶり手振りで話せて楽しかったです。



ここで覚えた「ズンドー」めっちゃ今使ってます。よく聞きます!!

多いって意味で、訓練所で教えてもらった「オロン」でもこちらが言う分には全然通じるんやけど、モンゴル人「ズンドー」ちゃーつかいです。



行路の途中、オボーに出会いました。


旅の安全を願うもの。



モンゴルの、世界各地で活動しているみんなの
もちろん日本で日々過ごしているみんなの
旅路が安全でありますように。




2010年8月8日日曜日

おうち

ハムギーンゴイないえ(一番すてきな家)住み始めました。
結果、ほんまにハムギーンゴイないえでないでしょうか。
ありえません。

まえの居候をしてたような家に住むと思ってたので
(大概がそうなのやけども)
いまみたいな家で、快適なのやけども若干戸惑ってます。笑
なんせ日本で住んでた家は古い感じの家が多かったから。


写真を整理してたらでてきた
沖縄の部屋。寮でしたん。
ともだちが描いたでっかいポスターを天井にはってた。
狭かったけど、居心地がよかった~



京都の部屋。
古かったけど、
好きなようにしてよかったから居心地がよかったー
4年前の写真でラジカセがなんとも懐かしい








いまのおうち!

すごない?

壁紙にお花が咲いてます。


ホテルのようなトイレ。これはやばいくらい快適。




温水がでると言われたけど、なかなか出てくないシャワー!
今日は頭洗ってる間、出てくれました。熱い湯。最長記録☆


1DKというのかこの間取り。
寝てるほうの部屋は東向きやしひかりも入って昼間は電気いらず。
モンゴル自体が暗くなるのが今は9時ごろなので、8時までは電気つけませぬ。
節約しなきゃ。


先輩から譲り受けたフルググジ:冷蔵庫がお気にいり


そしてこのおうち。今も継続してスーパ-ザソール中!(改造中というか工事中!!)
DKはこれからつける換気扇←付くことにびっくりが置いてあり
水場もこれから取り付けなので、今はシャワーのところから給水中。
水を使うと、必ずもれる水道管。
けっこうな量がもれるので、たらい置いて、水溜してます。
薄型TVがあるもののその部屋にはまだコンセントがありません!これから付きます。

大家さんは2年後、自分の家族にこの部屋に住まわせるようにするため(?)
ソファーを置いてくれたり、つくえをおいてくれたり、壁紙やカーテンがきれいなのを選んだり。
とくに壁紙は傷つけないでねと言われてます。
はい!気をつけます!!

しかしながら、日本から持ってきたカードや雑貨(沖縄から使ってるものとか)を
どんなふうに置こうか考え中。
でもこーいう悩みってうれしかったり。

                               
大きな机。右側が足が一本なのが
気になるところ。
もうちょうい
片付けまっす。










どんどん使いやすいように
工夫していきたいでっす。

同じバイシン(アパート)の1階に局長、同じフロアに大家さんの妹であり同じ職場の方。
安全面ほんまに安心です◎

次の工事をするといって
家賃をとりにくるといってかれこれ1週間
いつ来はるんやろうか。か。。


モンゴル・ボルガンにお越しの際は
きてくださいまし~
寝袋もありますゆえー

ボルガンの職場~

ボルガンにきて今日で10日目。

ふしぎ。
モンゴル語はきびしいけど、なんとか5日の出勤がおわりました。



わたしの職場はこんな感じ。

ボルガン局保健局です。
入口はこんなかんじ

近くに県の病院があって、
ボルガン県ボルガン市の家族病院(保健センター的な病院)が4つあります。

保健センター的な病院というのは、健診や予防接種もするり、年配の方の治療もお薬もだす場所やからです。
見学にいかせてもうたので、またかきます~



職員は35人で、
そのうち1人の女性局長、11人が医師で2人が看護師、
バガエムチ(予防接種をする医者と看護師の間の専門職?)3人、
医師の補助で健康教育の広報や媒体をつくる仕事2人、
検査員3人、記者1人、統計関係4人、運転手・管理人・・・とたくさんの人が働いています。

9~6時までで、9時15分くらいまでにはだいたいみんな出勤しているようです。
もっとゆるいのかと思ってたので意外!

だれがどんなことを今しているのか、すら今は把握できていません。。

うちが座っているのは、いまは記者の方の部屋。

この部屋には電話があるので、みんなが仕事のことでも電話するためにも訪れます。

いまは、みなさんとの顔みしりになれる環境ってことでもこの部屋が居場所です。

でも、記者である彼女はとても忙しそうなのと、保健系ではないので
うちがいる場所はここでよいのだろうかと・・・と悶々している日々。

でも、病院にいくときは同行させてくれたり、
家庭訪問や健診を見学したいと伝えると手配をしてくれたりと親切にしてくださって、
完全に甘えてしまってます。

引っ越しを手伝ってくれたのも、彼女をはじめ職場の方々です。

知りたい・見たいばかりでいいのかなぁと、はじまって1週間・考えてしまいます。
かといっていまの語学力ではなにもできず。。。



隣の部屋にいる女性の医師がカウンターパート(仕事についてともに考え相談していく一番近い方)なので、ちょこちょこ部屋にお邪魔して、予防についてやモンゴルの保健について話しをしていけたらと思ってます。

部屋にこもり過ぎず、いろんな部屋にいって仕事について教えてもらって

まずはここを知っていくぞー。

言葉もがんばらにゃー
こういうポスターというかパネルもはられてます。
訳そう。辞書が手放せない~

2010年8月1日日曜日

ボルガン到着。

7月29日、任地であるモンゴル国ボルガン県に赴任しました。

3日間のゲル訓練(現地語学訓練=また後日アップします!)を終え

ありがたき同期に見送られ、








たっぷりの荷物と一緒に400キロ離れたボルガンに来ました。

まちのなかに牛があるいてます。



今回はうちをいれて2人のボルガン派遣なので、大きな車を出してもらいました(初回だけ車で送ってもらえるのです)

同期のみんなが荷物の運び出し・積み込みを手伝ってくれ、到着予定は1時半と聞いていたものの、着いたら3時!さすがです。モンゴル。

車が大きくていつものスピードが出なかったらしい。
でも道中、この景色。すごくテンゲルサエハン(天気よし)



モンゴルーーー

もうすぐボルガン・・・!


ボルガン県に到着後、表敬。
県庁とお世話になる保健局へ。

つたないモンゴル語であいさつ。勉強します。
聞いてくれてる感じがうれしかった。

職場にも連れてってもらった。光がすごく入って明るい印象。


そこで、局長から

「ひとつ言わないといけないことが・・・」
 家の鍵がなくて入れないの。
 仲介をしてくれた人が鍵をもってフブスグル湖にいっちゃって
 早くて入居は月曜になりそうなの・・・

 でもね、ハムギーンゴイ(一番いい家)だから!!
 でもね、ハムギーンゴイだから(くりかえす)!!」


あら、さっそくそういうこと、起っちゃいます?とちょっと笑えた。
結局、鍵はあって中に入れたんやけど
思いっきり工事中やったので、月曜入居に。
ほんまにゴイないえやった!



引っ越しまで、同期隊員宅に居候。さっそくお世話になってます。

レトロな広いおうち。

















                 で定位置に落ち着かない荷物たちに囲まれるうち。




出勤は月曜から。

モンゴル語をどんどんつかっていきながら、
まずは保健局の動きについて知っていきたいと思います。



職場にいって感じたのは、雰囲気が柔らかい。ひとの感じ。笑顔が多い。

金曜に職場にいったら、局長さんとスタッフさんがごはんに連れてってくれました。
御心遣いが嬉しい。ありがたやー
左:保健局長さん
 肝っ玉母さん的な頼れる存在。
住む予定の同じ建物に住んでおられて、
家を探してくれて、そして
鍵のことをつたえてくれた方。

右:今まで4名のボランティアと
働いたことのあるスタッフさん
親切で動きもソフトな印象。
仕事だけでなく
生活面でもすでに
がっつりお世話になってます。

とても親切な方々。びっくりしてます。


モンゴル語。どうなるやら。

辞書とノートとペンは手離せられないけど、

通じるとやっぱり嬉しい。



学ぶ姿勢を崩さず、はやくこの土地に慣れていきたい。
あきらめないように、あきれられないように。
詰まっても、ふつふつと動いていけるように充電もします。

福島での2カ月、首都での1カ月は、もちろんそれまでのことは
これからに活かすためのもの。
振り返って、絞って、支えてもらって
大事にして、新しい環境に放出していけたらと思います。


ぼちぼちとやってきます◎

2010年7月26日月曜日

Tシャツアート展・草原マラソン

昨日Tシャツアート展と草原マラソンにいってきました!!
みんなでバスで移動~


Tシャツアート展は、高知県の砂浜美術館とのコラボで
協力隊の先輩方が実行したイベントで
草原のなかで揺れる
モンゴルの日本のひとが描いたTシャツ1000枚以上。
ほんとうにすてきでした。


なぜか子犬
たこやん!かわいい~

その場で画用紙Tに描くこともOKなの!


Tシャツアートのあとに草原マラソンに~


マラソン会場にはでかいチンギスハーンがいて、
見渡す限り草原!!
こんなに草原マラソンとは・・

はしるまえにゴールで一枚!



同期にアカレンジャーがいたとは
知りませんでした。アカレンジャーそして速いし!


草原のなかをスタート


草原がひろーい

こどもたちも

もともとは21キロやったのですが・・・
10キロに変更。。
ハーフなめてました。
すみません!


感動のゴールシーンも。
ハーフ完走組!



マラソンのあとは草原パーティ!
ホルホグという羊料理をいただきました。
めっちゃにく!おいしかったです。

写真はモンゴル人がもってた肉。
ほんまにこれくらい大きい~
帰りはバスの中で爆睡。
夕陽がめっちゃきれいやった。
来年はリベンジかな。
体を締めていこうとおもいまーす。

明日からは3日間現地語学訓練といって
遊牧民のおうちにホームスティにゆきます。
モンゴル語たくさん話せたらよいなぁ


2010年7月23日金曜日

語学学校、卒業

モンゴルにきて20日間、グール国際カレッジにてモンゴル語を勉強しました!
びっくりするくらいあっという間に最後の授業である昨日を迎えたのです。


先生とみんなー
うちら11人は5・6人の二クラスに分かれて、毎日授業をうけます。
先生が2人いて、各クラスを交代でもってくれます。
先生の夏休み?の兼ね合いもあって、
各クラス期間中3人の先生にお世話になりました。


とってもキュートなバクシ

午前中の3時間はモンゴロール(ちょいちょい英語)で
授業がすすみます。
日本でがっつり基礎を教えてもらったから
なんとか授業はついていけた・・と思うけど
やっぱりソンソフ(聞く)、ヤリフ(話す)が
とってもヘッツー・難しい!!
正直、全然!
ほぼ表情や身振り手振り、話の流れで想像してまーす。

授業もめっちゃおもしろくて、スピードが早い!

先生が「燃える」というウグ(単語)をうちらに伝えるために
その辺にある紙を、生徒のライターで燃やしたり。
「落とす」ことを説明するのに、机の上のペットボトルを弾き飛ばしてみたり。
「~の中に」を復習の時に、とってもきれいな格好してるのに
ごみ箱のなかに足を突っ込んで「先生の足どうなってる~?」って聞いてみたり。

土曜の授業の後半は
うたを教えてもらったり、ナーダムについて教えてもらって弓をしたり、ウノをしたり。

モンゴルのウノはアグレッシブ!!
ウノ中

こんな風に持つよな?

自分に見えるほうは・・・


左から2枚目の一枚は
両面ウノって書いてあるのです。

そのカードが出された時・・
ひとつ隣の人へカードを全部渡すのです。。
みんな、隣の人のカードになるのです。
驚きなルール。

そしてほかにもいくつか違うルール
・同じ数字なら順番を待たずに出してOK。次の順番は出した人からはじまる
・誰かがあがったらゲーム終了。その時点でのカードの点数で少ない人が勝ち
数字はそのままの点数。スキップ・ドロ2とかは20点

おなじゲームかなと思いきや、だいぶとアグレッシブでしたん。
最後はみんな乗り出してたから。


最終日はみんなでカレーをつくってもっていきました!
めっちゃおいしかった☆
学校のトゴーチがホニ肉(羊にく)の焼いたんつくってくれたりと
みんなでお昼をたべました。
美味。


ここで習ったことを、ボルガンで活かしていけるようにがんばります!!!
復習もするぞー

グール国際カレッジ、マシ・イヒ・バイヤッラー◎